法事 | 博善グループ - パート 7
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お焼香とお線香は何が違うの?

 

お焼香(しょうこう)とは、ご葬儀やご法要などで、

抹香(まっこう)といってシキミの葉や皮を粉末にしたお香を、

香炉へくべて焚くことを言います。

 

これは「供香(ぐこう)」と言って、香りをお供えするということです。

 

 

お線香をあげることも、お焼香と意味合いは変わりません。

日常的にはお線香を使い、ご葬儀やご法要の時には抹香を使うというのが一般的ですが、

お線香の方が火の付きがよく長持ちするという違いだけで、

日常でも抹香を使用しても問題はありません。

 

 

香りをお供えする意味

 

香を焚くということは、

まず、自身の心身の穢れを取り除き、清浄な状態になってから、

仏様や故人様に向き合うという意味が込められています。

清浄な心身になってから、仏様や故人様に香の香りをささげ、冥福をお祈りするのです。

 

仏教では、極楽浄土は良い香りに満ちていると言われており、

極楽浄土から仏様が故人様を迎えに来るときには、

香りを持ち運んでくるとされていて、

その状況を再現するために、ご葬儀では抹香の良い香りを漂わせます。

 

 

また香りがその空間にまんべんなく広がることは、

分け隔てなく平等に人々を救うという、

仏様の広大なお慈悲の心を表しているとされています。

 

さらに、良い香りを通して仏様とお話ができる、故人様とつながることができるとも言われ、

香の香りは故人様にとっての食べ物であるとも考えられています。

良い香りをお供えするということも、ご供養になるのです。

 

 

 

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