葬儀の種類と違い ~家族葬について考える・第1回(全4回)
「家族葬」という言葉も全国的に定着してきており、
「万が一の際は、家族葬を行いたいのですが、どうすればよいのでしょうか」
といったご相談をお受けすることも多くなってきました。
そこで全4回に分けて、博善社の考える家族葬について、
ご案内をしていきたいと思います。
第1回目の本日は「葬儀の種類と、その違い」についてです。
家族葬以外のご葬儀として、
①密葬・直葬(葬儀は行わず、通夜・火葬のみを行う)
②一般葬(広く「葬儀」とイメージされている形のもの)
③社葬・合同葬(会社や団体などが、ご喪家様と合同で行う)
④お別れの会(宗教色を出さず、自由な形式で行う)
の4つが挙げられると思います。
これらのご葬儀の流れとしましては、
密葬・直葬のように一部が省略される場合もありますが、
どれも、通夜を行い、翌日に火葬し、そのあとに葬儀・告別式、お斎、という流れであり、
それは家族葬の場合も一緒です。
(こちらは北信地域特有の、火葬の後に葬儀・告別式を行う「骨葬」いう行い方で、
全国的には葬儀・告別式のあとに火葬を行うのが主流となっています。)
では「家族葬」の特徴はなんでしょうか。
それは「新聞のおくやみ欄等で世間に広くお知らせせず、
参列していただきたい方にのみ、お知らせをして行う葬儀」と考えられます。
そうすることで、ごく親しいご家族・ご親族のみで故人様をお送りすることができますので、
「家族葬」と呼び慣らされてきたのではないでしょうか。
「一般葬」と「家族葬」。では、どう選べばいいの?
行い方(流れ)はどちらも一緒ですので、
違いは、お知らせをする範囲が「広い」か「狭い」かです。
それによって起きる影響はどういったものでしょうか。
次回は、「一般葬」と「家族葬」の
メリット・デメリットを考えてみたいと思います。
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