メリットとデメリット ~家族葬について考える・第2回(全4回)
「家族葬」という言葉も全国的に定着してきており、
「万が一の際は、家族葬を行いたいのですが、どうすればよいのでしょうか」
といったご相談をお受けすることも多くなってきました。
そこで全4回に分けて、博善社の考える家族葬について、
ご案内をしています。
第2回目の本日は「一般葬と家族葬のメリット・デメリット」についてです。
「一般葬」と「家族葬」。では、どう選べはいいの?
「一般葬」と「家族葬」の大きな違いは、
お知らせをする範囲が「広い」か「狭い」かです。
それによって起きる影響はどういったものでしょうか。
メリット・デメリットに分けて考えてみます。
一般葬の場合
新聞のおくやみ欄に掲載し、広くお知らせをすることで、
ご家族は知らなかった、故人様とお付き合いのあった方にも訃報が届きます。
【メリット】
その方にお会いできることで、ご家族の知らなかった、故人様のお人柄に触れることもあるかもしれません。
ご関係のあった皆様に、ご葬儀へご会葬にきていただける可能性が高いので、
ご葬儀の後に、ご自宅へお参りに来られる方は少なくなります。
【デメリット】
その反面、普段お付き合いをしていない方々が多くお越しになった際には、
接待等で気を遣わなければならない場面も増えてきます。
家族葬の場合
広くお知らせをせず、限られた方へのみお知らせした場合は、
【メリット】
気心の知れた方々がお集りになりますので、お気遣いの負担は軽減されると思います。
そして故人様とのお別れ、最後のひとときを過ごされることに時間を費やすことができます。
【デメリット】
しかし、広くお知らせをしなかったために、時間が経ち、少しずつ周囲に訃報が伝わっていった結果、
その都度、自宅へお参りにお越しになる方がいらっしゃる可能性があり、
「気が休まらない」ということがあったり、
本来知らせなければならなかった方に訃報が伝わらず、
「なぜ知らせてくれなかったのか」といったトラブルになる可能性も含んでいます。
次回は「一般葬」と「家族葬」の費用について考えてみたいと思います。
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