お彼岸 | 博善グループ
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お彼岸のお料理

 

今月は秋のお彼岸を迎えます。

秋のお彼岸は秋分の日を中日にして、前後3日を含めた全7日間を指します。

(春のお彼岸は春分の日を中日にして、前後3日を含めた全7日間を指します。)

2024年の秋分の日は9月22日ですので、

秋のお彼岸は9月19日(木)~25日(水)になります。

 

「お彼岸料理」って?

 

お彼岸料理とは、お彼岸の期間中に仏様へお供えするお料理のことを言います。

お彼岸とは、本来、僧侶が此岸(しがん/現世のこと)から

彼岸(ひがん/極楽浄土のこと)へたどり着くために修行を行う期間ですので、

この期間に食べる料理もまた、修行の一環と捉えられています。

 

 

お彼岸料理の定番

 

お彼岸に食べる料理も修行の1つという考えから、

精進料理を食べることが多いと言われていますが、

それ以外では、お彼岸の法要などで食べられる定番のお料理として、

そばやうどん、赤飯(小豆飯)、お寿司などがあります。

 

そばやうどんは、お彼岸の時期がちょうど季節の変わり目となり、

体調不良となりやすいため、胃腸に優しい麺類が重宝されたからと言われていて、

それぞれ「彼岸そば」「彼岸うどん」と呼ばれます。

 

赤飯(小豆飯)は、お祝いの席で食べるイメージを持っている方も多いと思いますが、

小豆には、昔から厄払いの効果があると言われており、

季節の変わり目などの行事で、魔除け・厄払いの意味で食べられていたと言われています。

お彼岸の場合も、中日にあたる「春分の日」「秋分の日」に赤飯(小豆飯)を食べる風習があり、

現在まで続いています。

お寿司においては、お彼岸というよりは、

おもてなしの心からお出しするようになったと言われています。

お彼岸の期間中は殺生を避けることから、

魚の刺身ではなく、いなり寿司や五目寿司をいただきます。

 

では精進料理って?

 

精進料理とは、仏教の教えに基づいて、殺生をせず、煩悩への刺激を避けた料理のこと言い、

魚や肉などの生き物を殺して食べたり、

にんにく、ねぎ、ニラなどの精の付く刺激の強い食材はタブーとされています。

 

魚や肉は出汁として使うこともNGとされ、出汁は昆布や椎茸などから取るのが基本となるほか、

宗派によっては、5つの調理法(生・煮る・焼く・揚げる・蒸す)と、

5つの味付け(甘味・辛味・酸味・苦味・塩味)、

5つの色(赤・白・緑・黒・黄色)を用いなければならないとするところもあります。

 

尚、精進料理には、天ぷらもあります。

天ぷらはご法要の際の食事でも、テーブルが華やかとなるために人気の品ですが、

こちらでも魚や肉は使用せず、「精進揚げ」と言って、野菜やきのこが具材となります。

 

 

お彼岸の手土産のオススメ

 

生ものや匂いの強いものは避ける必要がありますが、

生前故人様がお好きだったものを手土産として持参される方も多いと思います。

そのほかでは、旬の果物がお供えされていると、

周囲が華やぎ、漂う香りに心が安らぎます。

個別包装がされているお菓子などは、日持ちもしますし、訪問客にも手軽に配れて重宝します。

また、缶ジュースやビールなども喜ばれるでしょう。

 

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この世(此岸)とあの世(彼岸)が最も通じやすくなると考えられているお彼岸。

遠方にいるなどして、お墓参りがかなわなくとも、

故人様を想い、ご先祖様を想い、

西の夕日に向かって手を合わせませんか。

 

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お彼岸のご準備はもちろん、

いつでもどのようなことでも

お気兼ねなくご相談ください。

 

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