お花に想いをのせて
ご葬儀の際にお供えするお花を供花(きょうか)と呼びます。
供花はお悔みの気持ちを込めた弔意としてお供えします。
なぜお花をお供えするのか、
お釈迦様が亡くなった場所に沙羅樹(さらじゅ・しゃらのき)が生えていて、
その花の長い枝が、お釈迦様を囲んでいたという説話など、
考え方には諸説ありますが、
再生を繰り返す花が生命力の象徴とされ、
新生を願うためにお供えをする、というのが最も一般的でしょうか。
お別れの悲しみをやわらげたい、
安らかな空間で大切な方を見送りたい…。
故人様の好きだったお花や、伝えたい花言葉のお花をお供えし、
手を合わせることで、
故人様との思い出がよみがえり、会話をしているような気持ちになります。
お花は、故人様やご先祖様と、現世に生きる私たちの気持ちを共有する
大切なコミュニケーションツールと言えるかもしれません。
供花によく選ばれるお花
【菊(きく)】
花言葉は「高尚、高潔、高貴」であることから、
故人様を悼み、尊敬の気持ちを表します。
また、古くから菊には魔除けの力があるとされているため、
故人様の霊に邪悪なものが憑りつくのを防いでくれるとされています。
【ユリ】
特に四十九日忌までであれば、白色のユリ(白百合)がよくお供えされています。
花言葉は「純潔、無垢、威厳」で、故人様へ心からの哀悼の気持ちを表したり、
その場の雰囲気を厳粛なものにしてくれます。
【トルコキキョウ】
その見かけから、「優美、清々しい美しさ」といった花言葉を持ち、
更に白色のものは「良い語らい」、
紫色のものは「希望」といった前向きな花言葉も持っていることから、
ご法事でも多くお供えされています。
【カーネーション】
花言葉は「真実の愛、無垢で深い愛」など、愛にまつわるものが多く、
故人様への愛情を表すにはピッタリのお花です。
また「永遠の幸福」という花言葉もあることから、
死後の世界に旅立った故人様がずっと幸せに過ごすことができるように願う意味もあります。
花の色も、白色や青色、紫色など落ち着いた色合いのものあるので、
どのようなお悔みごとにも選ばれています。
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博善社では、お花の種類や色合い、
生花で設える祭壇のデザインなど、
故人様のお好きだったものや、ご家族様の想いを大切に、
ご希望に沿ってご供花をご用意させていただきます。
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いつでもどのようなことでも
お気兼ねなくご相談ください。
株式会社 博善社
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