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喪中のお年取り

 

近親者が亡くなってからの1年間(喪中)に迎えるお正月は、

お祝い事を控えて過ごします。

 

「正月飾り」

門松やしめ縄などは、神道の習慣なので、

神道の忌明けとなる五十日以降は飾っても問題ないとする考え方もありますが、

行わないのが一般的になっています。

 

 

「年越しそば・おせち料理」

おせち料理は、お祝いの料理なので、喪中の時は控えます。

紅白の食べ物や鯛、伊勢海老などは避け、

かまぼこ(紅白ではない)や黒豆、くりきんとんなどを中心に用意します。

 

年越しそばは、「健康長寿を願い、1年の厄を落とす」という意味で食べられていますので、

お祝い事とは関係ありませんので、喪中だからと控える必要はありません。

 

 

「初詣」

神道には死を穢れとする考えがあるため、忌中期間である五十日間は、

神社へのお参りや鳥居をくぐることをしてはいけないとされています。

(神社によっては喪中期間も参拝を禁じているところもあります。)

一方、仏教では、そのような考えがありませんので、

お寺への参拝は差し支えないというのが一般的な考えとなっています。

 

 

またこのような折に、友人などに会った場合、

こちらからは「おめでとうございます」などのお祝いの言葉は避けて挨拶をします。

 

「お寂しいお年取り」

年末、地域によっては、喪中のお宅には、親戚や故人と縁のあった方、

ご近所の方などが、お焼香にお見えになる風習があります。

 

ご香典をいただいたら、ご返礼品をお渡しできるように、

事前のご用意をおすすめしています。

博善社ではご返品可能なご返礼品をご用意しております。

お電話でもご注文は可能です。

お気軽にお問い合わせください。

 

 

 

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